人気ブログランキング | 話題のタグを見る

てっぺんで歌うクロツグミ

 このところ、カヌーで賑わっているいつもの湖。
青い風景の中に、赤いカヌーが浮かび上がっているようです。
小学生の団体が楽しそうな歓声をあげる湖をあとに森を進むと、上の方からクロツグミの歌が聴こえてきました。

高~い木のてっぺんで、気持ち良さそうに歌うクロちゃん。
てっぺんで歌うクロツグミ_c0340898_18404246.jpg

てっぺんで歌うクロツグミ_c0340898_18412423.jpg
クロちゃんは、歌いながら羽繕いをしていました。


てっぺんで歌うクロツグミ_c0340898_18395412.jpg
ふわふわのおなかと、透き通るような黒い尾羽、遠くても嘴の黄色は輝いて見えます。

このあと私がこの場所から遠ざかっても、しばらくの間彼の歌声は聴こえていました。
ずいぶん遠くまで聴こえるんだなぁーと、ゆっくり歩いていると、小川の対岸にシマリスが。

てっぺんで歌うクロツグミ_c0340898_18392272.jpg
最近、見かけなかったのですが、いつも歩道に出て来て人をあまり恐れないコのようでした。


見失った、と思ったら、ひょっこり足元に来ました。
てっぺんで歌うクロツグミ_c0340898_18422932.jpg
人の近くは安心できる、と思っているかのようです。
出会うときは、たいがい何か食べています。どんな仕草も可愛い~。





アカゲラの巣立ち雛、というかもう幼鳥さんは、森のあちこちにいて、声で居場所がわかります。

湿原の木にいたこの子は、もうだいぶしっかりしてきたようでした。
てっぺんで歌うクロツグミ_c0340898_18433936.jpg
木を突きながら登ったり、となりの木に飛んだり、すっかり慣れてきた様子。
でもまだ親が虫を運んでいました。親から見たら、まだひとりで食べ物を捕るには心配なのかもしれませんね。




こちらは湖畔の幼鳥です。
てっぺんで歌うクロツグミ_c0340898_18462427.jpg
まだとても幼い感じで、バサバサとやっとこの木に止まったところです。
下にもう1羽いるようでした。笹薮をガサガサさせている音は、たぶん兄弟なのでしょう。


こちらはおとうさん。
てっぺんで歌うクロツグミ_c0340898_18451580.jpg
子育ても仕上げの時期ですね。子どもたちに教えることがいっぱいあるのでしょう。
まだしばらくは食べ物を運んであげるようですね。

















by naomin1112 | 2015-07-10 21:25 | クロツグミ
<< クマが出たそうです。 マガモ親子、可愛い雛は10羽です >>